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不見目
ふりがな文庫
“不見目”の読み方と例文
読み方
割合
みじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みじめ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
絶
(
た
)
えず
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
探
(
さが
)
すやうな
然
(
しか
)
も
隱蔽
(
いんぺい
)
した
心裏
(
しんり
)
の
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
知
(
し
)
られまいといふやうな、
不見目
(
みじめ
)
な
容貌
(
ようばう
)
を
村落
(
むら
)
の
内
(
うち
)
に
曝
(
さら
)
す
必要
(
ひつえう
)
が
漸
(
やうや
)
く
減
(
げん
)
じて
來
(
き
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
もしや、老人が此儘死んでしまうようなことがあれば、自分はどんなに淋しい身の上になることであろうか、それは帰るべき
塒
(
ねぐら
)
を失った仔鳥よりも、いく段か
不見目
(
みじめ
)
であろうと思われる。
仲々死なぬ彼奴
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お
品
(
しな
)
は
手桶
(
てをけ
)
の
柄
(
え
)
へ
横
(
よこ
)
たへた
竹
(
たけ
)
の
天秤
(
てんびん
)
へ
身
(
み
)
を
投
(
な
)
げ
懸
(
か
)
けてどかりと
膝
(
ひざ
)
を
折
(
を
)
つた。ぐつたり
成
(
な
)
つたお
品
(
しな
)
はそれでなくても
不見目
(
みじめ
)
な
姿
(
すがた
)
が
更
(
さら
)
に
檢束
(
しどけ
)
なく
亂
(
みだ
)
れた。
西風
(
にしかぜ
)
の
餘波
(
なごり
)
がお
品
(
しな
)
の
後
(
うしろ
)
から
吹
(
ふ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
不見目(みじめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
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長塚節
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