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夕凉
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ゆうすずみ
ふりがな文庫
“
夕凉
(
ゆうすずみ
)” の例文
人にさそはれ
夕凉
(
ゆうすずみ
)
に
出
(
いづ
)
る時もわれのみは
予
(
あらかじ
)
め夜露の肌を
冒
(
おか
)
さん事を
慮
(
おもんばか
)
りて気のきかぬメリヤスの
襯衣
(
シャツ
)
を着込み常に
足袋
(
たび
)
をはく。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
銀座の商店の改良と銀座の街の敷石とは、将来如何なる進化の道によって、
浴衣
(
ゆかた
)
に
兵児帯
(
へこおび
)
をしめた
夕凉
(
ゆうすずみ
)
の人の姿と、
唐傘
(
からかさ
)
に
高足駄
(
たかあしだ
)
を
穿
(
は
)
いた通行人との調和を取るに至るであろうか。
銀座
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
凉
部首:⼎
10画
“夕”で始まる語句
夕
夕餉
夕飯
夕陽
夕方
夕靄
夕闇
夕日
夕暮
夕焼