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山百合
ふりがな文庫
“山百合”の読み方と例文
読み方
割合
やまゆり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまゆり
(逆引き)
栗原山の山居にもいたあの
山百合
(
やまゆり
)
にも似ていた可憐な——名を、おゆうといった女性であることは、もうあらためて問うまでもない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕涼
(
ゆふすゞ
)
みには
脚
(
あし
)
の
赤
(
あか
)
き
蟹
(
かに
)
も
出
(
い
)
で、
目
(
め
)
の
光
(
ひか
)
る
鮹
(
たこ
)
も
顯
(
あらは
)
る。
撫子
(
なでしこ
)
はまだ
早
(
はや
)
し。
山百合
(
やまゆり
)
は
香
(
か
)
を
留
(
と
)
めつ。
月見草
(
つきみさう
)
は
露
(
つゆ
)
ながら
多
(
おほ
)
くは
別莊
(
べつさう
)
に
圍
(
かこ
)
はれたり。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
山百合
(
やまゆり
)
は花終らば根を掘りて乾ける砂の
中
(
なか
)
に入れ置けかし。あれはかくせよ。これはかうせよと
終日
(
ひねもす
)
襷
(
たすき
)
はづす
暇
(
いとま
)
だになかりけり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
山百合(やまゆり)の例文をもっと
(14作品)
見る
“山百合(ヤマユリ)”の解説
ヤマユリ(山百合、学名: Lilium auratum)とはユリ科ユリ属の多年生植物。山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。鱗茎は食用のユリ根になり、別名リョウリユリともよばれている。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
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