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やまゆり
ふりがな文庫
“やまゆり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山百合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山百合
(逆引き)
鞄
(
かばん
)
を置いたる
床間
(
とこのま
)
に、
山百合
(
やまゆり
)
の花のいと大きなるを
唯
(
ただ
)
一輪
棒挿
(
ぼうざし
)
に
活
(
い
)
けたるが、
茎形
(
くきなり
)
に
曲
(
くね
)
り傾きて、あたかも
此方
(
こなた
)
に向へるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
今秋は
御地
(
おんち
)
より
山百合
(
やまゆり
)
二千個、芍薬
種子
(
たね
)
三升程、
花菖蒲
(
はなしやうぶ
)
五百株送附し来る都合に相成居り候間、追つて明年の結果御報知申上ぐべく候。(後略)
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
自分はすぐに顔を洗いに行った。
不相変
(
あいかわらず
)
雲のかぶさった、
気色
(
きしょく
)
の悪い天気だった。
風呂場
(
ふろば
)
の
手桶
(
ておけ
)
には
山百合
(
やまゆり
)
が二本、
無造作
(
むぞうさ
)
にただ
抛
(
ほう
)
りこんであった。
子供の病気:一游亭に
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
やまゆり(山百合)の例文をもっと
(14作品)
見る
“やまゆり”の意味
《名詞》
やまゆり【山百合】
ユリ目ユリ科ユリ属に属する多年草の一種。学名:Lilium auratum。
(出典:Wiktionary)