“鯖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さば93.8%
サバ6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、さばの背のように青ぐろい鎌の刃渡りには、宍戸ししど八重垣流とってある文字もあざやかに読まれるのだった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ、小倉や門司もじを隔てて、一衣帯水の海門の潮流が、さばの背のように、蒼黒あおぐろく、暮れかけているだけだった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
恐らく武家に盛んであつたのが、公家にも感染して行つた風俗と思はれるが、宗家の主人の息災を祝ふ爲に、サバを手土産に訪問する風が行はれた。
吾々の生活も、亦同様で、盆には、サバを、地方の山奥等では、塩鯖を擎げて親・親方の処へ行つた。
盆踊りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)