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指呼
ふりがな文庫
“指呼”の読み方と例文
読み方
割合
しこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこ
(逆引き)
鯖
(
さば
)
の背のような海洋を長く区切る半島線の一端に、白壁、石垣、やぐらなどの、末森城の影を、
指呼
(
しこ
)
する距離に、望み得るであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小松川と中川にかこまれた
平井
(
ひらい
)
の洲。川のむこうはもう
葛飾
(
かつしか
)
で、ゆるい起伏の上に、四ツ木、
立石
(
たていし
)
、小菅などの村々が
指呼
(
しこ
)
される。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ほどよく感心してビラミッドへ登ると、頂上に獅子像が頑張っていて、いま見たパノラマの現場は
指呼
(
しこ
)
のうちだ。
踊る地平線:04 虹を渡る日
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
指呼(しこ)の例文をもっと
(20作品)
見る
“指呼”の意味
《名詞》
指呼(しこ)
指を指して呼ぶこと。
(指して呼べばすぐ来るような)近い距離。
(出典:Wiktionary)
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
呼
常用漢字
小6
部首:⼝
8画
“指”で始まる語句
指
指環
指図
指揮
指輪
指頭
指貫
指示
指金
指物師
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