“火消”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひけし83.3%
しごとし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まといがくる、梯子はしごがつづく、各組の火消ひけしが提燈をふりかざして続いてくる。見舞人が飛ぶ。とても大通りは通られはしない。
中には火消ひけし黒人くろうとと緒方の書生だけでおおいに働いた事があるとうようなけで、随分活溌な事をやったことがありました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
力士すもうは勿論三座の役者から四十八組の火消しごとし仲間、誰彼となく交際つきあうので、次郎兄い次郎兄いと顔がよい。直接の乾児が五六十人、まずは立派な親分と云えよう。
善悪両面鼠小僧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)