“ひけし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
火消50.0%
消防夫30.0%
消火10.0%
消灯器10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には火消ひけし黒人くろうとと緒方の書生だけでおおいに働いた事があるとうようなけで、随分活溌な事をやったことがありました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
白皙蒲柳はくせきほりうしつず、越中国えつちうのくに立山たてやまつるぎみねゆきを、先頭せんとうだい四十何人目なんにんめかに手鈎てかぎけた、登山とざんにおいては、江戸えど消防夫ひけしほどの侠勢きほひのある、この博士はかせことばしんずると、成程なるほど
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それも直接消火ひけしの用を足すというよりは、屋根に登って働いている仕事師の身体を濡らすに用いた位のもの……ゲンバというおけを棒でにな
そして、その光りこそ疑いもなくその幽霊が、もっと不愉快な時々には、今はその腋の下に挟んで持っている大きな消灯器ひけしを帽子の代りに使用している理由であった。