トップ
>
火消
>
ひけし
ふりがな文庫
“
火消
(
ひけし
)” の例文
纏
(
まとい
)
がくる、
梯子
(
はしご
)
がつづく、各組の
火消
(
ひけし
)
が提燈をふりかざして続いてくる。見舞人が飛ぶ。とても大通りは通られはしない。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
中には
火消
(
ひけし
)
の
黒人
(
くろうと
)
と緒方の書生だけで
大
(
おおい
)
に働いた事があると
云
(
い
)
うような
訳
(
わ
)
けで、随分活溌な事をやったことがありました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ば申付られたり是に依て此町
火消
(
ひけし
)
共一同に押出して火掛りをなし又武家方にては十人火消を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私立
(
しりつ
)
なれども
生徒
(
せいと
)
の
數
(
かず
)
は千
人
(
にん
)
近
(
ちか
)
く、
狹
(
せま
)
き
校舍
(
かうしや
)
に
目白押
(
めじろおし
)
の
窮屈
(
きうくつ
)
さも
教師
(
きやうし
)
が
人望
(
じんぼう
)
いよ/\あらはれて、
唯
(
たゞ
)
學校
(
がくこう
)
と一ト
口
(
くち
)
にて
此
(
この
)
あたりには
呑込
(
のみこ
)
みのつくほど
成
(
な
)
るがあり、
通
(
かよ
)
ふ
子供
(
こども
)
の
數々
(
かず/\
)
に
或
(
あるひ
)
は
火消
(
ひけし
)
鳶人足
(
とびにんそく
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
水
(
みづ
)
や、
火消
(
ひけし
)
ぢや
消
(
き
)
えなんだ。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
始
(
はじ
)
め
諸侯方
(
しよこうがた
)
方角
(
はうがく
)
火消
(
ひけし
)
等夫々に持場々々へ
詰
(
つめ
)
かけるゆゑ
其混雜
(
そのこんざつ
)
云
(
いふ
)
ばかりなし其上御使番
火事場
(
くわじば
)
見廻
(
みまは
)
り并に火元見等東西へ
乘違
(
のりちが
)
へ
乘違
(
のりちが
)
ひ
駈通
(
かけとほ
)
るゆゑ車坂下四ツ辻の邊は老人及び女子供等には
勿々
(
なか/\
)
通
(
とほ
)
り
難
(
がた
)
く只々人の
波
(
なみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“火消”の解説
火消、火消し(ひけし)とは、江戸時代の消防組織とその構成員である。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“火消”で始まる語句
火消壺
火消人足
火消目付
火消鳶人足