火消ひけし)” の例文
まといがくる、梯子はしごがつづく、各組の火消ひけしが提燈をふりかざして続いてくる。見舞人が飛ぶ。とても大通りは通られはしない。
中には火消ひけし黒人くろうとと緒方の書生だけでおおいに働いた事があるとうようなけで、随分活溌な事をやったことがありました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ば申付られたり是に依て此町火消ひけし共一同に押出して火掛りをなし又武家方にては十人火消を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
私立しりつなれども生徒せいとかずは千にんちかく、せま校舍かうしや目白押めじろおし窮屈きうくつさも教師きやうし人望じんぼういよ/\あらはれて、たゞ學校がくこうと一トくちにてこのあたりには呑込のみこみのつくほどるがあり、かよ子供こども數々かず/\あるひ火消ひけし鳶人足とびにんそく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
みづや、火消ひけしぢやえなんだ。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はじ諸侯方しよこうがた方角はうがく火消ひけし等夫々に持場々々へつめかけるゆゑ其混雜そのこんざついふばかりなし其上御使番火事場くわじば見廻みまはり并に火元見等東西へ乘違のりちが乘違のりちが駈通かけとほるゆゑ車坂下四ツ辻の邊は老人及び女子供等には勿々なか/\とほがたく只々人のなみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)