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消防夫
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ひけし
ふりがな文庫
“
消防夫
(
ひけし
)” の例文
やがて
馬車
(
ばしや
)
がある
町
(
まち
)
を
通
(
とほ
)
りました
時
(
とき
)
に、
父
(
とう
)
さんは
初
(
はじ
)
めて
消防夫
(
ひけし
)
の
梯子登
(
はしごのぼ
)
りといふものを
見
(
み
)
ました。
高
(
たか
)
い
梯子
(
はしご
)
に
乘
(
の
)
つた
人
(
ひと
)
が
町
(
まち
)
の
空
(
そら
)
で
手足
(
てあし
)
を
動
(
うご
)
かして
居
(
ゐ
)
ました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
白皙蒲柳
(
はくせきほりう
)
の
質
(
しつ
)
に
似
(
に
)
ず、
越中国
(
えつちうのくに
)
立山
(
たてやま
)
、
剣
(
つるぎ
)
ヶ
峰
(
みね
)
の
雪
(
ゆき
)
を、
先頭
(
せんとう
)
第
(
だい
)
四十
何人目
(
なんにんめ
)
かに
手鈎
(
てかぎ
)
に
掛
(
か
)
けた、
登山
(
とざん
)
においては、
江戸
(
えど
)
の
消防夫
(
ひけし
)
ほどの
侠勢
(
きほひ
)
のある、この
博士
(
はかせ
)
の
言
(
ことば
)
を
信
(
しん
)
ずると、
成程
(
なるほど
)
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
消防夫
(
ひけし
)
は
鳶
(
とび
)
といって、
梯子
(
はしご
)
持ち、
纏
(
まとい
)
持ちなどなかなか威勢の
好
(
い
)
いものであるが、その頃は
竜吐水
(
りゅうどすい
)
という不完全な消火機をもって水を
弾
(
はじ
)
き出すのが
関
(
せき
)
の
山
(
やま
)
で、実際に火を消すという働きになると
幕末維新懐古談:16 その頃の消防夫のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
こういう時には一層
消防夫
(
ひけし
)
の働きが
凄
(
すさ
)
まじかった。
幕末維新懐古談:16 その頃の消防夫のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“消防夫”の解説
消防夫(しょうぼうふ)は、戦前の宮内省皇宮警察に所属していた職員である。
(出典:Wikipedia)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
防
常用漢字
小5
部首:⾩
7画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“消防”で始まる語句
消防
消防隊
消防手
消防方
消防法
消防施設