“消防”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうぼう40.0%
しようぼう20.0%
せうばう20.0%
ふせぎ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくですか、見物けんぶつじゃありませんよ、消防しょうぼうのてつだいをしました。自転車じてんしゃ他所よそいえあずけておいてみずはこんだのです。隣組となりぐみでやるバケツのリレーは、あわてるときは、だめですね。
火事 (新字新仮名) / 小川未明(著)
みづなしの消防しようぼうもつと不利益ふりえきであるから、水道すいどうみづまらないうち機敏きびん貯水ちよすい用意よういをすることが賢明けんめい仕方しかたである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
となりはほんのりとそらをぼかした。となりにはには自分じぶん村落むらから村落むらから手桶てをけ飯臺はんだいれたにぎめし數多かずおほはこばれた。消防せうばうちからつくした群集ぐんしふしろ握飯にぎりめしむさぼつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
押分々々おしわけ/\車坂下の四ツつじまで逃來りしが今此處は火先にて四方より落合おちあふ人々押合々々勿々なか/\通りぬける事能はず殊に上野近邊の出火ゆゑ其頃上野の御消防ふせぎは松平陸奧守殿(伊達家だてけ)にて太守も出馬有しかば持口々々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)