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隣組
ふりがな文庫
“隣組”の読み方と例文
読み方
割合
となりぐみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
となりぐみ
(逆引き)
このことは子供仲間に電信のように早く伝わり、ずっと遠いところの
隣組
(
となりぐみ
)
の少年少女たちまでが、僕たちあたしたちも仲間に入れてよと申込んで来る
始末
(
しまつ
)
だった。
骸骨館
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
町裏
(
まちうら
)
に、
隣組
(
となりぐみ
)
の
人々
(
ひとびと
)
によって、
耕
(
たがや
)
された
田圃
(
たんぼ
)
がありました。そこには、
黄色
(
きいろ
)
の
菜
(
な
)
の
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
いていました。
どこかに生きながら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
放浪癖があるので、
家
(
いえ
)
をあけて旅行することが多いらしいのですが、いつ出かけて、いつ帰ったかは、近所の人も知らないという有様です。
隣組
(
となりぐみ
)
の持て余しものですね
偉大なる夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
隣組(となりぐみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“隣組”の解説
隣組(となりぐみ)は、概ね第二次世界大戦下の日本において1938年(昭和13年)5月には「交隣相助、共同防衛」の目的をもった隣組制度が制定された。各集落に結成された官主導の銃後組織である。大政翼賛会の末端組織町内会の内部に形成され、戦争総動員体制を具体化したものの一つである。地域により、隣保、組、班、最寄などの呼び方がある。
(出典:Wikipedia)
隣
常用漢字
中学
部首:⾩
16画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“隣”で始まる語句
隣
隣家
隣室
隣村
隣人
隣席
隣国
隣合
隣近所
隣座敷
“隣組”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
海野十三
小川未明