“隣国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りんごく50.0%
となりぐに25.0%
りんこく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし江戸にいださば朱門しゆもん解語かいごの花をさかせ、あるひは又青楼せいろう揺泉樹えうせんじゆさかえをなし、此隣国りんごく出羽にうまれたる小野の小町が如く美人びじんの名をもなすべきに
と言いかけてと見返った、次のと隔てのふすまは、二枚だけ山のように、行燈あんどうの左右に峰を分けて、隣国となりぐにまでは灯が届かぬ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
講釈かうしやくはう越前国ゑちぜんのくにでうたに朝倉左衛門尉義景あさくらさゑもんのじやうよしかげ十八にん侍大将さむらひたいしやううちに、黒坂備中守くろさかびつちうのかみふ、これはわたし隣国りんこく
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)