“解語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいご50.0%
ものいう25.0%
キイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし江戸にいださば朱門しゆもん解語かいごの花をさかせ、あるひは又青楼せいろう揺泉樹えうせんじゆさかえをなし、此隣国りんごく出羽にうまれたる小野の小町が如く美人びじんの名をもなすべきに
解語ものいう花ともたとえられる、手入らずの処女おとめお滝、——言いようもなく可愛らしく清純で、岩太郎にうずくほどの食欲を感じさせる娘が、不思議に手をさし伸べる度毎に祟りをなして
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
先刻さっきも云ったとおり、その解語キイと云うのが、階段の両裾にあった二基の中世甲冑武者なんです。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)