“水道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すゐだう76.9%
すいどう15.4%
アクワデク7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御尤ごもつともです……あんなに丹精たんせいをなさいましたから……でも、お引越ひつこしなすつたあとでは、水道すゐだうめたから、遣水やりみづれました。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
九、 大地震だいぢしん場合ばあひには水道すいどう斷水だんすいするものと覺悟かくごし、機敏きびん貯水ちよすい用意よういをなすこと。またみづもちひざる消防法しようぼうほうをも應用おうようすべきこと。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その形と蘆荻ろてきの茂りとは、偶然わたくしの眼には仏蘭西フランスの南部を流れるロオン河の急流に、古代の水道アクワデクの断礎の立っている風景を憶い起させた。
放水路 (新字新仮名) / 永井荷風(著)