“校尉”の読み方と例文
読み方割合
こうい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを聞いて、校尉こうい韓延年かんえんねん以下漢軍の幕僚ばくりょうたちの頭に、あるいは助かるかもしれぬぞという希望のようなものがかすかにいた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「それは頼もしい。朝廟にも校尉こうい种輯ちゅうしゅう議郎ぎろう呉碩ごせきの二人がある。二人とも漢家の忠良だ。い日をはかって、打明けてみよう」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と申し出たので、太守劉焉はよろこんで、校尉こうい鄒靖すうせいの五千余騎に加えて、玄徳の義軍にその先鋒を依嘱した。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)