“鄒靖”の読み方と例文
読み方割合
すうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本軍の鄒靖すうせいと玄徳とは、正面からすすんで、敵の主勢力へ、総攻撃の態を示し、頃あいを計って、わざと、潮のごとく逃げ乱れた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と申し出たので、太守劉焉はよろこんで、校尉こうい鄒靖すうせいの五千余騎に加えて、玄徳の義軍にその先鋒を依嘱した。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太守たいしゅ劉焉りゅうえんの領内で、校尉こうい鄒靖すうせいという代官が役所をおいて支配していたが、なにぶん、近年の物情騒然たる黄匪こうひ跳梁ちょうりょうおびやかされているので、楼桑村も例にもれず
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)