“すうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
趨勢93.2%
鄒靖1.7%
崇正1.7%
数世1.7%
枢星1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さればいやしくも社会の表面に立ちて活動せんと欲するものは、政治家であれ、実業家であれ、教育家であれ、絶えず時代の趨勢すうせいに着目して
我輩の智識吸収法 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
本軍の鄒靖すうせいと玄徳とは、正面からすすんで、敵の主勢力へ、総攻撃の態を示し、頃あいを計って、わざと、潮のごとく逃げ乱れた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と申し出たので、太守劉焉はよろこんで、校尉こうい鄒靖すうせいの五千余騎に加えて、玄徳の義軍にその先鋒を依嘱した。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
革命党のことについては、彼等はその晩城に入って、どれもこれも白鉢巻、白兜で、崇正すうせい皇帝の白装束を著ていたという。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
臣ひそかに恐る、数世すうせいの後は尾大びだいふるわず、しかして後に之が地を削りて之が権を奪わば、すなわち其のうらみを起すこと、漢の七国、晋の諸王の如くならん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
とにかくトテミズムと貙人貙虎の迷信が虎崇拝のただ二つの原因たらぬまでもそれに大扶助を与えたのだ、支那では人ばかりか枢星すうせいの精も虎とるという。