“跳梁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうりょう89.9%
てうりやう7.9%
ていりやう1.1%
はびこ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろ今日のこの雑鬧ざっとうである。掻ッさらい、変態者の悪戯など、悪の跳梁ちょうりょうはもちろん迷い子も二、三にはとどまらなかったであろう。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石で叩き殺した下手人げしゆにんの見當もつかぬうちに、お月樣は一と晩毎に痩せて、江戸の街もやがて惡魔の跳梁てうりやうに都合の良い、闇夜續きになつて行きます。
辻斬りと夜鷹よたか跳梁ていりやうする柳原を、眞面目な人間が通るにしては、全く遲過おそすぎました。
ヂュリ おゝ、パリスどのと祝言しうげんをせうほどなら、あのたふうへからんでい、山賊やまだち跳梁はびこ夜道よみちけ、へびくさむらひそめいともはッしゃれ。