“てうりやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
跳梁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さういふ平次も、黒雲五人男の跳梁てうりやうに任せて、影もつかめない昨今を、珍らしく腐り續けてゐたのです。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
輕捷けいせふで圖太くて、風の如く去來する怪盜鼬小僧の跳梁てうりやうは、この春の町方一統、手を燒いて居たのです。
秋の單衣ひとへがひどく潮垂れて、調度のないガランとした住居は、蟋蟀こほろぎ跳梁てうりやうに任せた姿です。