“敷地”の読み方と例文
読み方割合
しきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ相当広い面積を農業や林業や道路などに使わねばならず、輸出のための工場も広い敷地しきちがいるので、いよいよ窮屈きゅくつになったんです。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此學校このがつこう敷地しきちは、數年前すうねんぜん水田すいでん埋立うめたてゝつくられたものであつて、南北なんぼくなが水田すいでん一區域いちくいきなかに、半島はんとうかたちをなして西にしからひがし突出とつしゆつしてゐた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
機動演習きどうえんしゅう目標もくひょうかと思うたら、其れは京王電鉄けいおうでんてつが沿線繁栄策の一として、ゆく/\東京市の寺院墓地を移す為めに買収ばいしゅうしはじめた敷地しきち二十万坪をしきる目標の一つであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)