敷地しきち)” の例文
なにしろ相当広い面積を農業や林業や道路などに使わねばならず、輸出のための工場も広い敷地しきちがいるので、いよいよ窮屈きゅくつになったんです。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此學校このがつこう敷地しきちは、數年前すうねんぜん水田すいでん埋立うめたてゝつくられたものであつて、南北なんぼくなが水田すいでん一區域いちくいきなかに、半島はんとうかたちをなして西にしからひがし突出とつしゆつしてゐた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
機動演習きどうえんしゅう目標もくひょうかと思うたら、其れは京王電鉄けいおうでんてつが沿線繁栄策の一として、ゆく/\東京市の寺院墓地を移す為めに買収ばいしゅうしはじめた敷地しきち二十万坪をしきる目標の一つであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
場所は東京の郊外で、東上線の下赤塚しもあかつか駅から徒歩十分内外の、赤松あかまつくぬぎの森にかこまれた閑静かんせいなところである。敷地しきちは約五千つぼ、そのうち半分は、すぐにでも菜園につかえる。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
さうしてこの現象げんしよう原因げんいんは、水田すいでんどろそう敷地しきちとも水桶内みづをけないけるみづ動搖どうようおな性質せいしつ震動しんどうおこし、校舍こうしや敷地しきちあたところ蒲鉾かまぼこなりに持上もちあがつて地割ぢわれをしよう
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)