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同様
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どうよう
ふりがな文庫
“
同様
(
どうよう
)” の例文
旧字:
同樣
若
(
も
)
しもあの
懐剣
(
かいけん
)
が、
私
(
わたくし
)
の
墓
(
はか
)
に
収
(
おさ
)
めてあるものなら、どうぞこちらに
取寄
(
とりよ
)
せて
戴
(
いただ
)
きたい。
生前
(
せいぜん
)
と
同様
(
どうよう
)
あれを
守刀
(
まもりがたな
)
に
致
(
いた
)
し
度
(
と
)
うございます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
こうした
大不公平
(
だいふこうへい
)
は、ここに
挙
(
あ
)
げ
尽
(
つ
)
くされないほどある。これに
対
(
たい
)
して、あなたがた
同様
(
どうよう
)
、
私
(
わたし
)
たちが、
黙
(
だま
)
っているものですか。
あらしの前の木と鳥の会話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ペテルブルグに
行
(
い
)
ってからもドクトルはやはり
同様
(
どうよう
)
、
宿
(
やど
)
にのみ
引籠
(
ひきこも
)
って
外
(
そと
)
へは
出
(
で
)
ず、一
日
(
にち
)
長椅子
(
ながいす
)
の
上
(
うえ
)
に
横
(
よこ
)
になり、
麦酒
(
ビール
)
を
呑
(
の
)
む
時
(
とき
)
にだけ
起
(
おき
)
る。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
夜討
(
よう
)
ちなどということは、お
前
(
まえ
)
などの
仲間
(
なかま
)
の二十
騎
(
き
)
か三十
騎
(
き
)
でやるけんか
同様
(
どうよう
)
の
小
(
こ
)
ぜりあいならば
知
(
し
)
らぬこと、
恐
(
おそ
)
れ
多
(
おお
)
くも
天皇
(
てんのう
)
と
上皇
(
じょうこう
)
のお
争
(
あらそ
)
いから
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
耶蘇を信ずる為に、父から
勘当
(
かんどう
)
同様
(
どうよう
)
の身となった。学校でも迫害を受けた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
蓋
(
けだ
)
し当時南北戦争
漸
(
ようや
)
く
止
(
や
)
み、その
戦争
(
せんそう
)
に従事したる
壮年
(
そうねん
)
血気
(
けっき
)
の
輩
(
はい
)
は
無聊
(
ぶりょう
)
に苦しみたる
折柄
(
おりから
)
なれば、米人には
自
(
おのず
)
からこの
種
(
しゅ
)
の
輩
(
はい
)
多
(
おお
)
かりしといえども、
或
(
あるい
)
はその他の外国人にも
同様
(
どうよう
)
の者ありしならん。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
家康公
(
いえやすこう
)
のご命令をないがしろにいたすも
同様
(
どうよう
)
だぞッ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わたくし
)
は一
生
(
しょう
)
懸命
(
けんめい
)
、
成
(
な
)
るべく
涙
(
なみだ
)
を
見
(
み
)
せぬように
努
(
つと
)
めましたが、それは
母
(
はは
)
の
方
(
ほう
)
でも
同様
(
どうよう
)
で、そっと
涙
(
なみだ
)
を
拭
(
ふ
)
いては
笑顔
(
えがお
)
でかれこれと
談話
(
はなし
)
をつづけるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
けれども
義家
(
よしいえ
)
の
方
(
ほう
)
はいっこう
平気
(
へいき
)
で、
昔
(
むかし
)
から
使
(
つか
)
いなれた
家来
(
けらい
)
同様
(
どうよう
)
宗任
(
むねとう
)
をかわいがって、どこへ
行
(
い
)
くにも、「
宗任
(
むねとう
)
、
宗任
(
むねとう
)
。」とお
供
(
とも
)
につれて
歩
(
ある
)
いていました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
『
左様
(
さよう
)
。いや
探偵
(
たんてい
)
にしろ、また
私
(
わたくし
)
に
窃
(
ひそか
)
に
警察
(
けいさつ
)
から
廻
(
ま
)
わされた
医者
(
いしゃ
)
にしろ、どちらだって
同様
(
どうよう
)
です。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
然し与右衛門さんは
強慾
(
ごうよく
)
であるかわり、彼は
詐
(
うそ
)
を云わぬ。詐は
貨幣
(
かね
)
同様
(
どうよう
)
天下の
通
(
とお
)
り物である。都でも、田舎でも、皆それ/″\に詐をつく。多くの商売は詐に
築
(
つ
)
かれた
蜃気楼
(
しんきろう
)
と云ってもよい。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
その
外
(
ほか
)
には
事業
(
じぎょう
)
成功
(
せいこう
)
の
祈願
(
きがん
)
、
災難
(
さいなん
)
除
(
よ
)
けの
祈願等
(
きがんとう
)
いろいろございます。これは
何
(
いず
)
れの
神社
(
じんじゃ
)
でも
恐
(
おそ
)
らく
同様
(
どうよう
)
かと
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
こういって
為朝
(
ためとも
)
はさっそく
今
(
いま
)
の
楽
(
たの
)
しい
身分
(
みぶん
)
をぽんと
棄
(
す
)
てて、
前
(
まえ
)
に
下
(
くだ
)
って
来
(
き
)
た
時
(
とき
)
と
同様
(
どうよう
)
、
家来
(
けらい
)
も
連
(
つ
)
れずたった
一人
(
ひとり
)
でひょっこり
都
(
みやこ
)
へ
帰
(
かえ
)
って行こうとしました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
或
(
あるい
)
は
公書
(
こうしょ
)
の
如
(
ごと
)
きものに
詐欺
(
さぎ
)
同様
(
どうよう
)
の
間違
(
まちがい
)
でもしはせぬか、
他人
(
たにん
)
の
銭
(
ぜに
)
でも
無
(
な
)
くしたりしはせぬか。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いずれにしても
敵
(
てき
)
は
袋
(
ふくろ
)
の中のねずみ
同様
(
どうよう
)
手も足も
出
(
だ
)
せるものではございません。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“同”で始まる語句
同
同一
同胞
同情
同時
同棲
同伴
同志
同僚
同樣