“夜討”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようち50.0%
よう40.0%
ほそり10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無々という老翁の石城いしき郡に住する者、かつて残夢を訪ねてきて、二人でしきりに曾我そが夜討ようちの事を話していたこともあった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
頼長よりながはまさかとおもった夜討ようちがはじまったものですから、今更いまさらのようにあわてて、為朝ためとものいうことをかなかったことを後悔こうかいしました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
負ければ夜討ほそりをかけ、約束した土蔵の中のものを取ってわたす。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)