“どよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドヨ
語句割合
動揺67.2%
動搖20.3%
3.1%
1.6%
度与1.6%
1.6%
杜預1.6%
轟動1.6%
響動1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、訶和郎の馬を混えた牡鹿の群の中へ突入して来ると、鹿の団塊は更に大きく混乱しながら、吹き上げる黒い泡のように頂上で動揺どよめいた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
大佐たいさきた! 大佐たいさきたる! 櫻木大佐さくらぎたいさ電光艇でんくわうていきたる※。』とさけひゞき砲聲ほうせい絶間たえま全艦ぜんかんわたると、軍艦ぐんかん」の士官しくわん水兵すいへい一時いちじ動搖どよめき。
御蔭みかげにはばたきのはたとどよみて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
一時にどよみはじめる群集の呼び聲
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
いわく何ぞ下り去らざると、山遂に珍重してれんかかげて出で、外面の黒きを見て、卻回きゃっかいして云く、門外黒しと。潭遂に紙燭を点じて山に度与どよせむとす。山接せむとするにあたって潭便すなわ吹滅ふきけす。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
杜預どよこれを注して「魄者形也」(魄は形なり)といい、また同書に「楽祁云、心之精爽是謂魂魄。」(楽祁がくきいわく、「心の精爽なる、これを魂魄という」)
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
轟動どよめき、たえず常暗とこやみの空をめぐりてさながら旋風吹起る時の砂のごとし 二八—三〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
車上の見物はようやくわれにかえりて響動どよめり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)