“どよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドヨ
語句割合
動揺63.6%
動搖21.8%
3.6%
1.8%
度与1.8%
1.8%
杜預1.8%
轟動1.8%
響動1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
団子坂へ行く者かえる者が茲処ここで落合うので、処々に人影ひとかげが見える、若い女の笑い動揺どよめく声も聞える。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
汽車の動揺どよみに留南奇とめきが散って、友染の花の乱るるのを、夫人は幾度いくたびも引かさね、引かさねするのであった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、云ふとドツと一時に動搖どよめいて一崩れ、ばたばたと男の後を追うて、津浪が押し寄せた樣、逸早く合點した連中は、聲を擧げて突貫した。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
群衆は動搖どよみを打ちました。黒船町の利三郎の話が、思ひの外に根強いりどころを持つて居たのです。
御蔭みかげにはばたきのはたとどよみて、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
クリスマス前の銀座は、デコレーションの競いで、ことにともし時のめまぐるしさは、流行の尖端せんたんを心がけぬものは立入るべからずとでもいうほど、すさまじい波がどよみうねっている。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
一時にどよみはじめる群集の呼び聲
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
「潭いわく何ぞ下り去らざると、山遂に珍重してれんかかげて出で、外面の黒きを見て、卻回きゃっかいして云く、門外黒しと。潭遂に紙燭を点じて山に度与どよせむとす。山接せむとするにあたって潭便すなわ吹滅ふきけす。山豁然かつぜんとして大悟す。便ち礼拝す」とある。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
杜預どよこれを注して「魄者形也」(魄は形なり)といい、また同書に「楽祁云、心之精爽是謂魂魄。」(楽祁がくきいわく、「心の精爽なる、これを魂魄という」)とあり。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
轟動どよめき、たえず常暗とこやみの空をめぐりてさながら旋風吹起る時の砂のごとし 二八—三〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
車上の見物はようやくわれにかえりて響動どよめり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)