“響動”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どよめ33.3%
どよみ16.7%
とよみ16.7%
どよ16.7%
どよも16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の姿を見ると、待構へてゐた學生等は、また更に響動どよめき立ツて、わい/\ひながら風早學士の後にいて行く。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
さしも息苦き温気うんきも、むせばさるるけふりの渦も、皆狂して知らざる如く、むしろ喜びてののしわめく声、笑頽わらひくづるる声、捩合ねぢあひ、踏破ふみしだひしめき、一斉に揚ぐる響動どよみなど
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
罵っている主人の身の周囲まわりに、我儘な響動とよみ
車上の見物はようやくわれにかえりて響動どよめり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
身はあはれ響動どよもす海の渚べに、——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)