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響渡
ふりがな文庫
“響渡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひゞきわた
66.7%
ひびきわた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひゞきわた
(逆引き)
『
獅子
(
しゝ
)
の
友呼
(
ともよ
)
び!。』と
一名
(
いちめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
咡
(
さゝや
)
いた。
成程
(
なるほど
)
遠雷
(
えんらい
)
の
如
(
ごと
)
き
叫聲
(
さけびごゑ
)
が
野山
(
のやま
)
に
響渡
(
ひゞきわた
)
ると、
忽
(
たちま
)
に
其處
(
そこ
)
の
森
(
もり
)
からも、
彼處
(
かしこ
)
の
岩陰
(
いはかげ
)
からも
三頭
(
さんとう
)
五頭
(
ごとう
)
と
猛獸
(
まうじう
)
は
群
(
ぐん
)
をなして
現
(
あら
)
はれて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
殺氣
(
さつき
)
朦々
(
もう/\
)
として
天
(
てん
)
を
蔽
(
おほ
)
へば、
湯船
(
ゆぶね
)
は
瞬
(
またゝ
)
く
間
(
ま
)
に、
湯玉
(
ゆだま
)
を
飛
(
と
)
ばして、
揚場
(
あがりば
)
まで
響渡
(
ひゞきわた
)
る。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
響渡(ひゞきわた)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひびきわた
(逆引き)
どうやら気味わるく、次第に高まる泣声は河水に
響渡
(
ひびきわた
)
るような気もしてくるので、始の威勢はどこへやら、此方からあべこべに
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
響渡(ひびきわた)の例文をもっと
(1作品)
見る
響
常用漢字
中学
部首:⾳
20画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“響”で始まる語句
響
響動
響灘
響尾蛇
響板
響音
響々
響出
響原
響尾
“響渡”のふりがなが多い著者
押川春浪
泉鏡太郎
永井荷風
泉鏡花