“岩陰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわかげ66.7%
いはかげ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うん、上(うえ)の方(ほう)には、くらげが、傘(かさ)のような形(かたち)をして、泳(およ)いでいるし、すこし下(した)の岩陰(いわかげ)には、たこが腕組(うでぐ)みをして、考(かんが)え込(こ)んでいるしな。
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
私(わたくし)は默然(もくねん)として、猶(なほ)も其處(そこ)を見詰(みつ)めて居(を)ると、暫時(しばらく)して其(その)不思議(ふしぎ)なる岩陰(いわかげ)から、昨日(きのふ)も一昨日(おとゝひ)も聽(き)いた、鐵(てつ)の響(ひゞき)が起(おこ)つて來(き)た。
『獅子(しゝ)の友呼(ともよ)び!。』と一名(いちめい)の水兵(すいへい)は咡(さゝや)いた。成程(なるほど)遠雷(えんらい)の如(ごと)き叫聲(さけびごゑ)が野山(のやま)に響渡(ひゞきわた)ると、忽(たちま)に其處(そこ)の森(もり)からも、彼處(かしこ)の岩陰(いはかげ)からも三頭(さんとう)五頭(ごとう)と猛獸(まうじう)は群(ぐん)をなして現(あら)はれて來(き)た。
死(し)の島(しま)の岩陰(いはかげ)に
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)