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いわかげ
ふりがな文庫
“いわかげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
岩陰
26.7%
岩蔭
26.7%
巌陰
13.3%
岩影
6.7%
岩陲
6.7%
巌蔭
6.7%
巖陰
6.7%
石陰
6.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩陰
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は
默然
(
もくねん
)
として、
猶
(
なほ
)
も
其處
(
そこ
)
を
見詰
(
みつ
)
めて
居
(
を
)
ると、
暫時
(
しばらく
)
して
其
(
その
)
不思議
(
ふしぎ
)
なる
岩陰
(
いわかげ
)
から、
昨日
(
きのふ
)
も
一昨日
(
おとゝひ
)
も
聽
(
き
)
いた、
鐵
(
てつ
)
の
響
(
ひゞき
)
が
起
(
おこ
)
つて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
いわかげ(岩陰)の例文をもっと
(4作品)
見る
岩蔭
(逆引き)
御簾
(
みす
)
を掛け変えさせ、あちこちの座敷の
掃除
(
そうじ
)
をさせ、庭の
岩蔭
(
いわかげ
)
にたまった
紅葉
(
もみじ
)
の朽ち葉を見苦しくない程度に払わせ、小流れの水草をかき取らせなど女王はさせた。
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
いわかげ(岩蔭)の例文をもっと
(4作品)
見る
巌陰
(逆引き)
もう三人の
人買
(
ひとかい
)
が
背後
(
うしろ
)
の
巌陰
(
いわかげ
)
にかくれている時であったよ
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いわかげ(巌陰)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
岩影
(逆引き)
日
(
ひ
)
は
漸々
(
だんだん
)
西
(
にし
)
に
傾
(
かたむ
)
いて、
波
(
なみ
)
の
上
(
うえ
)
が
黄金色
(
こがねいろ
)
に
輝
(
かがや
)
いて、あちらの
岩影
(
いわかげ
)
が
赤
(
あか
)
く
光
(
ひか
)
った
時分
(
じぶん
)
には、もうその
船
(
ふね
)
の
姿
(
すがた
)
は
波
(
なみ
)
の
中
(
うち
)
に
隠
(
かく
)
れて、
煙
(
けむり
)
が
一筋
(
ひとすじ
)
、
空
(
そら
)
に
残
(
のこ
)
っていたばかりです。
赤い船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いわかげ(岩影)の例文をもっと
(1作品)
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岩陲
(逆引き)
すると木陰や
岩陲
(
いわかげ
)
からは例の人影が現われ
出
(
い
)
でその後を静かに追って行く。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いわかげ(岩陲)の例文をもっと
(1作品)
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巌蔭
(逆引き)
この谷を
挾
(
はさ
)
んだ二つの山はまだ
暁暗
(
ぎょうあん
)
の中に
森閑
(
しんかん
)
とはしているが、そこここの
巌蔭
(
いわかげ
)
に何かのひそんでいるらしい
気配
(
けはい
)
がなんとなく感じられる。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
いわかげ(巌蔭)の例文をもっと
(1作品)
見る
巖陰
(逆引き)
さっきから水戸は、
巖陰
(
いわかげ
)
からオルタの町の方を見下ろしていたが、振り向いてドレゴの顔を見ながら、そういった。
地球発狂事件
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
いわかげ(巖陰)の例文をもっと
(1作品)
見る
石陰
(逆引き)
雲ならで通はぬ峰の
石陰
(
いわかげ
)
に神世のにほひ吐く
草花
(
くさのはな
)
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
いわかげ(石陰)の例文をもっと
(1作品)
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いはかげ