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岩蔭
ふりがな文庫
“岩蔭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いわかげ
66.7%
いはかげ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわかげ
(逆引き)
「だんなさま、つくか、つかないかしれませんが、これをあの
石
(
いし
)
どうろうの
下
(
した
)
の
岩蔭
(
いわかげ
)
に
植
(
う
)
えておいてください。」といいました。
大根とダイヤモンドの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
御簾
(
みす
)
を掛け変えさせ、あちこちの座敷の
掃除
(
そうじ
)
をさせ、庭の
岩蔭
(
いわかげ
)
にたまった
紅葉
(
もみじ
)
の朽ち葉を見苦しくない程度に払わせ、小流れの水草をかき取らせなど女王はさせた。
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
岩蔭(いわかげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いはかげ
(逆引き)
あつちこつちの家を探すが、栄蔵は見つからない。そこで松さんは、とうとう探ねあぐんで海岸へやつて来る……と、栄蔵は、
岩蔭
(
いはかげ
)
にしやがんでゐて空想した。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
腹がすくと背中の包みから食べ物を取りだして食べ、夜は木の下や
岩蔭
(
いはかげ
)
に寝ました。どこに
魔法使
(
まはふつかひ
)
が住んでるか分りませんでしたが、たゞ山深いところといふのをあてに、一心にたづね歩きました。
シャボン玉
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
岩蔭(いはかげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“岩”で始まる語句
岩
岩窟
岩魚
岩角
岩代
岩屋
岩石
岩壁
岩礁
岩畳
“岩蔭”のふりがなが多い著者
幸田露伴
紫式部
新美南吉
小川未明
豊島与志雄