“響灘”の読み方と例文
読み方割合
ひびきなだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温泉宿も一軒きり、古ぼけた二階家を青ペンキで塗ってある。いて取り柄をいえば、縹渺たる響灘を望む景色のよさと、魚の新しさくらいのものであろう。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
必ずしも清水とか岩とかいう小さな地物には限らず、時としてはかなり広々とした延長をもっていることもあるが、その境界の不定であることは、玄海とか響灘とかいう海上の地名と同じい。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
芦をわたる暗い風には、響灘のとどろきがある。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)