トップ
>
響渡
>
ひゞきわた
ふりがな文庫
“
響渡
(
ひゞきわた
)” の例文
『
獅子
(
しゝ
)
の
友呼
(
ともよ
)
び!。』と
一名
(
いちめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
咡
(
さゝや
)
いた。
成程
(
なるほど
)
遠雷
(
えんらい
)
の
如
(
ごと
)
き
叫聲
(
さけびごゑ
)
が
野山
(
のやま
)
に
響渡
(
ひゞきわた
)
ると、
忽
(
たちま
)
に
其處
(
そこ
)
の
森
(
もり
)
からも、
彼處
(
かしこ
)
の
岩陰
(
いはかげ
)
からも
三頭
(
さんとう
)
五頭
(
ごとう
)
と
猛獸
(
まうじう
)
は
群
(
ぐん
)
をなして
現
(
あら
)
はれて
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
殺氣
(
さつき
)
朦々
(
もう/\
)
として
天
(
てん
)
を
蔽
(
おほ
)
へば、
湯船
(
ゆぶね
)
は
瞬
(
またゝ
)
く
間
(
ま
)
に、
湯玉
(
ゆだま
)
を
飛
(
と
)
ばして、
揚場
(
あがりば
)
まで
響渡
(
ひゞきわた
)
る。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
響
常用漢字
中学
部首:⾳
20画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“響”で始まる語句
響
響動
響灘
響尾蛇
響板
響音
響々
響出
響原
響尾