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湯玉
ふりがな文庫
“湯玉”の読み方と例文
読み方
割合
ゆだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆだま
(逆引き)
唯
(
ト
)
見
(
み
)
ると、
親父
(
ちやん
)
は
湯玉
(
ゆだま
)
を
拂
(
はら
)
つて、
朱塗
(
しゆぬり
)
に
成
(
な
)
つて
飛出
(
とびだ
)
した、が
握太
(
にぎりぶと
)
な
蒼筋
(
あをすぢ
)
を
出
(
だ
)
して、
脛
(
すね
)
を
突張
(
つツぱ
)
つて、
髯旦
(
ひげだん
)
の
傍
(
かたへ
)
に
突立
(
つツた
)
つた。
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なぜ
己
(
お
)
れを
殺
(
ころ
)
さぬ、
殺
(
ころ
)
さぬか、
己
(
お
)
れも三五
郎
(
らう
)
だ
唯
(
たゞ
)
死
(
し
)
ぬものか、
幽靈
(
ゆうれい
)
になつても
取殺
(
とりころ
)
すぞ、
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
ろ
長吉
(
ちようきち
)
めと
湯玉
(
ゆだま
)
のやうな
涙
(
なみだ
)
をはら/\、はては
大聲
(
おほごゑ
)
にわつと
泣
(
な
)
き
出
(
いだ
)
す
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぼろぼろと
湯玉
(
ゆだま
)
のような涙が走る。お綱は拭こうともしないで
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湯玉(ゆだま)の例文をもっと
(4作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴
検索の候補
湯煮玉子
“湯玉”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
樋口一葉
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花