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蒼筋
読み方 | 割合 |
あおすじ | 66.7% |
あをすぢ | 33.3% |
見る間に太る額の
蒼筋、
癇癪持の頭痛
病にて、中年以来
丸髷に結いしこと無き難物なれば、何かはもって
堪るべき。
七月目の
腹籠、蝮が据置かれた
硝子戸棚は、
蒼筋の勝ったのと、赤い線の多いのと、二枚
解剖の図を提げて、隙間一面、
晃々と医療器械の入れてあるのがちょうど
掻巻の
裾の所、二間の壁に
押着けて
唯見ると、
親父は
湯玉を
拂つて、
朱塗に
成つて
飛出した、が
握太な
蒼筋を
出して、
脛を
突張つて、
髯旦の
傍に
突立つた。