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押着
ふりがな文庫
“押着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おッつ
76.5%
おしつ
5.9%
おつゝ
5.9%
おッつけ
5.9%
おツつ
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おッつ
(逆引き)
傍
(
わき
)
の袋戸棚と板床の隅に
附着
(
くッつ
)
けて、桐の
中古
(
ちゅうぶる
)
の本箱が
三箇
(
みっつ
)
、どれも揃って、
彼方
(
むこう
)
向きに、
蓋
(
ふた
)
の方をぴたりと壁に
押着
(
おッつ
)
けたんです。……
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
押着(おッつ)の例文をもっと
(13作品)
見る
おしつ
(逆引き)
誰
(
たれ
)
一人
(
ひとり
)
、
横
(
よこ
)
に
成
(
な
)
るなんど
場席
(
ばせき
)
はない。
花枕
(
はなまくら
)
、
草枕
(
くさまくら
)
、
旅枕
(
たびまくら
)
、
皮枕
(
かはまくら
)
、
縱
(
たて
)
に
横
(
よこ
)
に、
硝子窓
(
がらすまど
)
に
押着
(
おしつ
)
けた
形
(
かた
)
たるや、
浮嚢
(
うきぶくろ
)
を
取外
(
とりはづ
)
した
柄杓
(
ひしやく
)
を
持
(
も
)
たぬものの
如
(
ごと
)
く、
折
(
をり
)
から
外
(
そと
)
のどしや
降
(
ぶり
)
に、
宛然
(
さながら
)
人間
(
にんげん
)
の
海月
(
くらげ
)
に
似
(
に
)
て
居
(
ゐ
)
る。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
押着(おしつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おつゝ
(逆引き)
『
一六
(
いちろく
)
、
三五
(
さんご
)
の
采粒
(
さいつぶ
)
かの、はい、ござります。』と
隅
(
すみ
)
の
壁
(
かべ
)
へ
押着
(
おつゝ
)
けた、
薬箪笥
(
くすりだんす
)
の
古
(
ふる
)
びたやうな
抽斗
(
ひきだし
)
を
開
(
あ
)
けると、
鼠
(
ねづみ
)
の
屎
(
ふん
)
が、ぱら/\
溢
(
こぼ
)
れる。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
押着(おつゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おッつけ
(逆引き)
青い
襦袢
(
じゅばん
)
の中から、細い手を差延べたから、何か知らんが大変だ、幽霊の
押着
(
おッつけ
)
ものなんざ恐しい、
突退
(
つきの
)
けようと向うへ突出したこの手ッ首の細い処へ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
押着(おッつけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おツつ
(逆引き)
言合
(
いひあ
)
はせたやうに、
一張
(
ひとはり
)
差置
(
さしお
)
いた、
眞
(
しん
)
の
細
(
ほそ
)
い、
乏
(
とぼ
)
しい
提灯
(
ちやうちん
)
に、
頭
(
あたま
)
と
顏
(
かほ
)
をひしと
押着
(
おツつ
)
けた
處
(
ところ
)
は、
人間
(
にんげん
)
唯
(
たゞ
)
髯
(
ひげ
)
のないだけで、
秋
(
あき
)
の
蟲
(
むし
)
と
餘
(
あま
)
りかはりない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
押着(おツつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上
“押着”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎