“おッつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押着50.0%
押附50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青い襦袢じゅばんの中から、細い手を差延べたから、何か知らんが大変だ、幽霊の押着おッつけものなんざ恐しい、突退つきのけようと向うへ突出したこの手ッ首の細い処へ
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と盆の上に茶呑茶碗……不心服な二人ににん分……焼海苔やきのりにはりはりは心意気ながら、極めて恭しからず押附おッつけものに粗雑ぞんざいに持って、お蔦が台所へあらわれて
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)