“粗雑”のいろいろな読み方と例文
旧字:粗雜
読み方(ふりがな)割合
ぞんざい56.3%
がさつ25.0%
そざつ12.5%
ざっ6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“粗雑”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学(児童)7.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
真実ほんとうに私ほど苦労したものはありませんよ。」と、お増は粗雑ぞんざいな障子の張り方をしながら、自分のことばかり語った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
粗雑ぞんざいに廊下へ上る。先生に従うて、浮かぬ顔の主税と入違いに、綱次は、あとの戸を閉めながら、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
新壁の隅に据えた、粗雑がさつな長火鉢の傍にぽつねんと坐り込んでいる母親の姿が、明け放したそこの勝手口からすぐ見られた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そして遠慮なく膝を崩すような客に対する時の調子も、笹村が気遣ったほどには粗雑がさつでもなかった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
『ええ、みんなはそう言いたててますね』と、さっきの詩人が言いました。『だけど、すこし粗雑そざつですよ。コンマの打ち方なんか、あまりにも天才的すぎますね』
粗雑そざつないい方ながら、以上で私のいわんとするところはほぼ解ることと思う。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
時によると僕も日記中に君の見取り図くらいなところを書きとめたこともあるが、それは真の粗雑ざっとしたものだ。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)