“粗雑”のいろいろな読み方と例文
旧字:粗雜
読み方割合
ぞんざい61.1%
がさつ22.2%
そざつ11.1%
ざっ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と閣下は両大佐丈けに話す時には部下と思っているから、自然言葉が粗雑になる。両大佐は又閣下のお説に反駁を加えない。
閣下 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
町幅のだだっ広い、単調で粗雑な長い大通りは、どこを見向いても陰鬱に闃寂していたが、その癖寒い冬の夕暮のあわただしい物音が、れた町の底にんでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
粗雑ないい方ながら、以上で私のいわんとするところはほぼ解ることと思う。——いや、も一ついい残したことがある。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
時によると僕も日記中に君の見取り図くらいなところを書きとめたこともあるが、それは真の粗雑としたものだ。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)