“ざっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
概略10.0%
10.0%
粗雑10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国貞くにさだの画がざっと二百枚、かろうじてこの四冊の、しかも古本と代ったのである。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、もう少しの間、ざっとしたところを御話して御免こうむる事にしましょう。
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
此所ここで話が前置きをして置いた浅草大火のくだりとなるのですが、その前になお少し火事以前の雷門を中心としたその周囲まわりの町並み、あるいは古舗しにせ、またはその頃の名物といったようなものを概略ざっと話して置きます。
糸七は雨のなかで、——柳橋をざっと話したのである。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
時によると僕も日記中に君の見取り図くらいなところを書きとめたこともあるが、それは真の粗雑ざっとしたものだ。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)