“ざつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
57.1%
28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半分はんぶんたあとが、にしてざつ一斤入いつきんいれちやくわんほどのかさがあつたのに、何處どこさがしても、一片ひときれもないどころか、はて踏臺ふみだいつてて、押入おしいれすみのぞ
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それと気づいた政府が法文を訂正するまでには、関税の収入がいつもよりざつと二百万弗少くなつてゐたさうだ。
お泊宿から、水道橋の方へ軒続きの長屋の中に、小さな貸本屋の店があって……お伽堂とぎどう……びら同然のざつな額が掛けてある。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)