トップ
>
罐
ふりがな文庫
“罐”のいろいろな読み方と例文
新字:
缶
読み方
割合
かん
63.6%
くわん
21.2%
かま
6.1%
びん
3.0%
カマ
3.0%
ボイラア
3.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かん
(逆引き)
コオンド・ビイフの
罐
(
かん
)
を切ったり、枯れ枝を集めて火をつけたり、——そんなことをしているうちにかれこれ十分はたったでしょう。
河童
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
罐(かん)の例文をもっと
(21作品)
見る
くわん
(逆引き)
半分
(
はんぶん
)
煮
(
に
)
たあとが、
輪
(
わ
)
にして
雜
(
ざつ
)
と
一斤入
(
いつきんいれ
)
の
茶
(
ちや
)
の
罐
(
くわん
)
ほどの
嵩
(
かさ
)
があつたのに、
何處
(
どこ
)
を
探
(
さが
)
しても、
一片
(
ひときれ
)
もないどころか、
果
(
はて
)
は
踏臺
(
ふみだい
)
を
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
て、
押入
(
おしいれ
)
の
隅
(
すみ
)
を
覗
(
のぞ
)
き
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
罐(くわん)の例文をもっと
(7作品)
見る
かま
(逆引き)
小豆島と高松を往復する一〇〇
噸
(
トン
)
足らずのボロ汽船であったが、彼の石炭のいれ方がちゃちだから船が進まんと、
罐
(
かま
)
の前でへっぴり腰を蹴り飛ばされた。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
罐(かま)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
びん
(逆引き)
贋金
(
にせきん
)
の果実をつけて得々たる
南部地方
(
ミディイ
)
の蜜柑の樹、お前は降誕祭の飾り樹に似ている。ただお前はそれよりも貧弱だ。あの枝の中には小さなリキュウルの
罐
(
びん
)
がある。
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
罐(びん)の例文をもっと
(1作品)
見る
カマ
(逆引き)
重治の「汽車の
罐
(
カマ
)
焚き」ごろ(二年以上前)からそういう名詞が文学上にあらわれたが、現在の文学作品においては質のすりかえと役立っている。
獄中への手紙:05 一九三八年(昭和十三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
罐(カマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ボイラア
(逆引き)
眼の前には恐しく大きな
罐
(
ボイラア
)
が幾つも、噴火山の樣な音を立てて並んでゐる。罐の前の通路は、甚だ狹い。
軍艦金剛航海記
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
罐(ボイラア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“罐(
缶
)”の解説
缶・罐(かん)とは、金属製の容器。材料により、ブリキ缶、スチール缶、アルミ缶などに分かれる。
(出典:Wikipedia)
罐
部首:⽸
23画
“罐”の関連語
空缶
“罐”を含む語句
汽罐
汽罐車
薬罐
罐詰
空罐
石油罐
薬罐頭
大薬罐
汽罐室
藥罐
大藥罐
製罐
高罐
製罐塲
薬罐平
薩罐
罐詰工場
罐詰屋
罐縁曲機
罐巻締機
...
“罐”のふりがなが多い著者
高見順
ヴィクトル・ユゴー
葉山嘉樹
泉鏡太郎
小栗虫太郎
徳田秋声
島崎藤村
織田作之助
泉鏡花
宮沢賢治