“罐詰屋”の読み方と例文
読み方割合
かんづめや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎の芸者屋では、抱えの客筋であると否とにかかわらず、最寄りの若い男の出入りすることを、都会のようにはいやがりもしないので、分寿々廼家でも、写真屋や罐詰屋
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
話がはずんているところへ、今日も罐詰屋野良息子が顔を出し、ちょっとふてぶてしくも見える青年が、壁ぎわの畳敷きに胡座を組んで葉巻をふかしているのを見て、戸口に躊躇した。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それよりかあの温順やかな写真屋さんな——あの人も一度東京へ用があって来たとか言って、寄って行ったけれど、罐詰屋さんと違って、なかなか人品もいいし、何かによく気もつくし
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)