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罐詰屋
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かんづめや
ふりがな文庫
“
罐詰屋
(
かんづめや
)” の例文
田舎
(
いなか
)
の芸者屋では、抱えの客筋であると否とにかかわらず、最寄りの若い男の出入りすることを、都会のようにはいやがりもしないので、分寿々廼家でも、写真屋や
罐詰屋
(
かんづめや
)
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
話がはずんているところへ、今日も
罐詰屋
(
かんづめや
)
の
野良息子
(
のらむすこ
)
が顔を出し、ちょっとふてぶてしくも見える青年が、壁ぎわの畳敷きに
胡座
(
あぐら
)
を組んで葉巻をふかしているのを見て、戸口に
躊躇
(
ちゅうちょ
)
した。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
それよりかあの
温順
(
おとなし
)
やかな写真屋さんな——あの人も一度東京へ用があって来たとか言って、寄って行ったけれど、
罐詰屋
(
かんづめや
)
さんと違って、なかなか人品もいいし、何かによく気もつくし
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
罐
部首:⽸
23画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“罐詰”で始まる語句
罐詰
罐詰工場