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『軍艦金剛航海記』
ふりがな文庫
『
軍艦金剛航海記
(
ぐんかんこんごうこうかいき
)
』
暑いフロックを夏の背廣に着換へて外の連中と一しよに上甲板へ出てゐると、年の若い機關少尉が三人やつて來て、いろんな話をしてくれた。僕は新米だから三人とも初對面だが、外の連中は皆、教室で一度は講義を聞かせた事のある間柄である。だから、僕は圈外に …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
罐
(
ボイラア
)
檣
(
マスト
)
檣樓
(
トツプ
)
索麪
(
さうめん
)