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大藥罐
ふりがな文庫
“大藥罐”の読み方と例文
新字:
大薬缶
読み方
割合
おほやくわん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おほやくわん
(逆引き)
晝はいくらか客もありますが、日が暮れるとサツサと店をしまつて、婆さんと娘が、菓子箱と
緋毛氈
(
ひまうせん
)
を背負ひ、
大藥罐
(
おほやくわん
)
をブラ下げて自分の家へ歸つてしまひます。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
休
(
やす
)
ましておくれ、と
腰
(
こし
)
をかけて
一息
(
ひといき
)
つく。
大分
(
だいぶ
)
お
暖
(
あつたか
)
でございますと、
婆
(
ばゞ
)
は
銅
(
あかゞね
)
の
大藥罐
(
おほやくわん
)
の
茶
(
ちや
)
をくれる。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
初音町
(
はつねてう
)
といへば
床
(
ゆか
)
しけれど、
世
(
よ
)
をうぐひすの
貧乏町
(
びんばうまち
)
ぞかし、
正直
(
しやうじき
)
安兵衛
(
やすべゑ
)
とて
神
(
かみ
)
は
此頭
(
このかうべ
)
に
宿
(
やど
)
り
給
(
たま
)
ふべき
大藥罐
(
おほやくわん
)
の
額
(
ひたい
)
ぎはぴかぴかとして、これを
目印
(
めじるし
)
に
田町
(
たまち
)
より
菊坂
(
きくざか
)
あたりへかけて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大藥罐(おほやくわん)の例文をもっと
(3作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
藥
部首:⾋
18画
罐
部首:⽸
23画
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樋口一葉
泉鏡花
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