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藥罐
ふりがな文庫
“藥罐”の読み方と例文
新字:
薬缶
読み方
割合
やくわん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくわん
(逆引き)
「まだ
其處
(
そこ
)
で
引
(
ひ
)
つくるけえしちや
大變
(
たえへん
)
だぞ、
戸棚
(
とだな
)
へでも
入
(
せ
)
えて
置
(
お
)
け」
勘次
(
かんじ
)
は
復
(
ま
)
た
注意
(
ちうい
)
した。
卯平
(
うへい
)
は
藥罐
(
やくわん
)
の
湯
(
ゆ
)
を
注
(
つ
)
いで三
杯
(
ばい
)
を
喫
(
きつ
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
さうだらうとも、五匁玉半分煙にして、
空茶
(
からちや
)
を
藥罐
(
やくわん
)
で三杯もあけるのは、容易なことぢやあるめえと思つて居たよ。そんなに言ひにくいところを
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小出氏は國民服の膝をきちんと折つて坐つて、壁の隅に置いてある
藥罐
(
やくわん
)
の湯を柄杓で汲んで、煎茶をいれて、それを私等にすすめた。飮み干すと又注いで呉れた。蚊は相變らず多かつた。
横山
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
藥罐(やくわん)の例文をもっと
(5作品)
見る
藥
部首:⾋
18画
罐
部首:⽸
23画
“藥”で始まる語句
藥
藥鑵
藥研
藥賣
藥味
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