“藥屋”の読み方と例文
新字:薬屋
読み方割合
くすりや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神田(かんだ)猿樂町(さるがくちやう)で、幌(ほろ)のまゝ打倒(ぶつたふ)れた、ヌツと這出(はひで)る事(こと)は出(で)たが、氣(き)つけの賓丹(はうたん)を買(か)ふつもりで藥屋(くすりや)と間違(まちが)へて汁粉屋(しるこや)へ入(はひ)つた、大分(だいぶ)茫(ばう)としたに違(ちが)ひない、が怪我(けが)なし。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
藥屋(くすりや)が主(しゆ)の寫眞材料店(しやしんざいれうてん)、名刺(し)形(かた)の乾(かん)板の半(はん)ダース、現像液(げんぞうえき)に定(てい)着液(えき)、皿(さら)、赤色燈(とう)、それだけは懇願(こんぐわん)の末(すゑ)、祖(そ)母から資(し)金を貰(もら)つたのだつたが、胸(むね)を躍(をど)らせながら、押(おし)入へもぐり込(こ)んで乾(かん)板を裝置(そうち)して
飮(のん)で居る處へ二丁目の番人作兵衞といふ者來り四方(よも)山の咄(はなし)の中此匂(にほひ)を嗅(か)ぎ不審に思ひながら歸ると程なく定廻(ぢやうまは)りの同心(どうしん)來りて行事を呼寄(よびよせ)名香(めいかう)紛失(ふんじつ)につき内々の御調(しら)べゆゑ藥屋(くすりや)共へ吟味致す樣申付るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)