“藥研”の読み方と例文
新字:薬研
読み方割合
やげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲(くも)は暗(くら)からう……水(みづ)はもの凄(すご)く白(しろ)からう……空(そら)の所々(ところ/″\)に颯(さつ)と藥研(やげん)のやうなひゞが入(い)つて、霰(あられ)は其(そ)の中(なか)から、銀河(ぎんが)の珠(たま)を碎(くだ)くが如(ごと)く迸(ほとばし)る。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
これは母屋(おもや)の方に詰めきりで、藥研(やげん)で藥を拵へる仕事から使ひ走り、奉公人のやうに働いてゐる。
仕つりぬ只今(たゞいま)藥研(やげん)に掛ます間(あひだ)霎時(しばらく)お待ち下されと云つゝ夫を和吉に遞與(わたし)製造(せいざう)方へ廻させしは多少を論(ろん)ぜぬ商個(あきうど)の是ぞ實に招牌(かんばん)なる可(べ)し偖(さて)細末(さいまつ)の出來る間と元益に四方八方(よもやま)の話しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)