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やくわん
ふりがな文庫
“やくわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
扼腕
24.0%
藥鑵
20.0%
藥罐
20.0%
薬鑵
16.0%
薬罐
8.0%
薬盌
4.0%
銅鑵
4.0%
鑵子
4.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扼腕
(逆引き)
其からは落第の恥辱を
雪
(
すす
)
がねば
措
(
お
)
かぬと発奮し、
切歯
(
せっし
)
して、
扼腕
(
やくわん
)
して、
果
(
はた
)
し
眼
(
まなこ
)
になって、又鵜の真似を継続して
行
(
や
)
った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やくわん(扼腕)の例文をもっと
(6作品)
見る
藥鑵
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
にある
亞鉛
(
とたん
)
の
落
(
おと
)
しの
付
(
つ
)
いた
四角
(
しかく
)
な
火鉢
(
ひばち
)
や、
黄
(
き
)
な
安
(
やす
)
つぽい
色
(
いろ
)
をした
眞鍮
(
しんちゆう
)
の
藥鑵
(
やくわん
)
や、
古
(
ふる
)
びた
流
(
なが
)
しの
傍
(
そば
)
に
置
(
お
)
かれた
新
(
あた
)
らし
過
(
す
)
ぎる
手桶
(
てをけ
)
を
眺
(
なが
)
めて、
門
(
かど
)
へ
出
(
で
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やくわん(藥鑵)の例文をもっと
(5作品)
見る
藥罐
(逆引き)
さうだらうとも、五匁玉半分煙にして、
空茶
(
からちや
)
を
藥罐
(
やくわん
)
で三杯もあけるのは、容易なことぢやあるめえと思つて居たよ。そんなに言ひにくいところを
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やくわん(藥罐)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
薬鑵
(逆引き)
そして台所の
附近
(
まはり
)
をうろ/\捜し廻つてゐたが、お茶が入れてないのを見ると、急に
難
(
むつ
)
かしい顔をして
薬鑵
(
やくわん
)
の湯を台所一杯にぶち
撒
(
ま
)
けて引き揚げて往つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
やくわん(薬鑵)の例文をもっと
(4作品)
見る
薬罐
(逆引き)
「さうか。ぢや其の
薬罐
(
やくわん
)
にさめた湯がある筈だ。」
煤煙の匂ひ
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
やくわん(薬罐)の例文をもっと
(2作品)
見る
薬盌
(逆引き)
薬盌
(
やくわん
)
へ熱いのを注ぎ、彼女はそれをささげて、すぐとなりの病間へそっと立って行った。
温
(
ぬる
)
い病臭が灯かげをたちこめ、枕の人は、何も知らぬらしくよく寝入っていた。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やくわん(薬盌)の例文をもっと
(1作品)
見る
銅鑵
(逆引き)
道のつかれもわすれてうれしく
元
(
もと
)
の
炉
(
ろ
)
の
横座
(
よこざ
)
に皈りし(ゐろりはよこを上座とするは田舎のならひなり)に、こゝには
銅鑵
(
やくわん
)
もありしとて、用意の茶を
従者
(
ずさ
)
が煮たるを
喫
(
のみ
)
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
やくわん(銅鑵)の例文をもっと
(1作品)
見る
鑵子
(逆引き)
摩
(
さす
)
りながら其
志
(
こゝろ
)
ざしは
嬉
(
うれ
)
しけれど
如何
(
いか
)
に年貢の金に
差閊
(
さしつか
)
へたりとて
其方達
(
そのはうたち
)
を
浮川竹
(
うきかはたけ
)
に
沈
(
しづ
)
めんとは思ひも
寄
(
よら
)
ずと十兵衞は妻お安の
泣居
(
なきゐ
)
るを
勵
(
はげ
)
まし餘り
苦心
(
くしん
)
をすると
能
(
よき
)
工夫
(
くふう
)
の付ぬ物なりと
自在鍵
(
じざいかぎ
)
より
鑵子
(
やくわん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
やくわん(鑵子)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
やかん
ゆわかし
ヤガンコ
かんす
くわんす