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差閊
ふりがな文庫
“差閊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしつか
52.2%
さしつかえ
30.4%
さしつかへ
17.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしつか
(逆引き)
その理窟は、ラジオでもなんでも、盗み聞いて
差閊
(
さしつか
)
えない——といって奨励するような口ぶりでありましたから、道庵も
呆
(
あき
)
れ返りました。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
差閊(さしつか)の例文をもっと
(12作品)
見る
さしつかえ
(逆引き)
この
他
(
た
)
の人達には何処で会おうと、後をつけられようと、一向に
差閊
(
さしつかえ
)
はない。謹厳な人達からは年少の頃から見限られた身である。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
差閊(さしつかえ)の例文をもっと
(7作品)
見る
さしつかへ
(逆引き)
縦令
(
たとひ
)
石橋
(
いしばし
)
を
叩
(
たゝ
)
いて
理窟
(
りくつ
)
を
拈
(
ひね
)
る
頑固
(
ぐわんこ
)
党
(
とう
)
が
言
(
こと
)
の如く、
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
以
(
もつ
)
て
放埓
(
はうらつ
)
遊惰
(
いうだ
)
怠慢
(
たいまん
)
痴呆
(
ちはう
)
社会
(
しやくわい
)
の
穀潰
(
ごくつぶ
)
し
太平
(
たいへい
)
の
寄生虫
(
きせいちう
)
となすも、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
天下
(
てんか
)
の
最幸
(
さいかう
)
最福
(
さいふく
)
なる者たるに
少
(
すこ
)
しも
差閊
(
さしつかへ
)
なし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
差閊(さしつかへ)の例文をもっと
(4作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
閊
漢検1級
部首:⾨
11画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差閊”のふりがなが多い著者
森田草平
徳田秋声
牧逸馬
作者不詳
永井荷風
内田魯庵
石川啄木
吉川英治
中里介山
小酒井不木