“差閊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さしつか55.6%
さしつかえ27.8%
さしつかへ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“差閊”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「そうですね、梢さんは別に物質を望むような人でもないでしょうから、差閊さしつかえはないと思いますけれど、籍を入れるのだけはどうかな。」
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ここに十日間ばかり滞在して、江戸の情勢をうかがっていたが、差閊さしつかえなしと見て、十一月の五日にはとうとうお膝元へ乗りこんできた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
もし芸術上これを非とするならばその罪は大衆小説家の負うべき所だといっても差閊さしつかえはないであろう。
裸体談義 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つまり私の意志が薄弱であったことが、今こうした悲運をもたらしたといって差閊さしつかえありません。
猫と村正 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
かく文学者ぶんがくしや天下てんか最幸さいかう最福さいふくなる者たるにすこしも差閊さしつかへなし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
これは、人の前で、殊に盛岡人の前では、ちと憚つて然るべき筋の考であるのだが、茲は何も本氣で云ふのでなくて、唯ついでに白状するのだから、別段差閊さしつかへもあるまい。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)