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さしつか
ふりがな文庫
“さしつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
差支
85.1%
差閊
7.8%
差遣
4.5%
左支
0.6%
指支
0.6%
指閊
0.6%
支
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差支
(逆引き)
で、作品として出来上った所の其作品が、何かの教訓を読者に与えるなれば、
敢
(
あえ
)
て作家の辞する所でない。一向
差支
(
さしつか
)
えないのである。
予の描かんと欲する作品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さしつか(差支)の例文をもっと
(50作品+)
見る
差閊
(逆引き)
しかし、絵で見る天使はみんな裸体だから、あれでいっこう
差閊
(
さしつか
)
えあるまいと彼はこの悲劇に
不謹慎
(
ふきんしん
)
なユウモアを
弄
(
ろう
)
して満廷を苦笑させた。
浴槽の花嫁
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
さしつか(差閊)の例文をもっと
(12作品)
見る
差遣
(逆引き)
一日も早く
件
(
くだん
)
の悪僧を
誅戮
(
ちゅうりく
)
なし、
下々
(
しもじも
)
の難儀を救い取らせよとの有難い
思召
(
おぼしめし
)
によって、はるばる身共を
差遣
(
さしつか
)
わされた次第じゃ。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さしつか(差遣)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
左支
(逆引き)
微笑
(
ほほえ
)
みながら、濃い茶に鶴の羽小紋の
紋着
(
もんつき
)
二枚
袷
(
あわせ
)
、
藍気鼠
(
あいけねずみ
)
の半襟、
白茶地
(
しらちゃじ
)
に
翁格子
(
おきなごうし
)
の博多の丸帯、古代模様空色
縮緬
(
ちりめん
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
、慎ましやかに、酒井に
引添
(
ひっそ
)
うた
風采
(
とりなり
)
は、
左支
(
さしつか
)
えなく
頭
(
つむり
)
が下るが
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さしつか(左支)の例文をもっと
(1作品)
見る
指支
(逆引き)
人多くは事の
指支
(
さしつか
)
ゆる時に臨み、
作略
(
さりやく
)
を用て一旦其の指支を通せば、跡は
時宜
(
じぎ
)
次第工夫の出來る樣に思へ共、作略の煩ひ屹度生じ、事必ず敗るゝものぞ。
遺訓
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
さしつか(指支)の例文をもっと
(1作品)
見る
指閊
(逆引き)
以て片田舍へ
引籠
(
ひきこも
)
り遣ひ
殘
(
のこ
)
りし金にて何とか能
思案
(
しあん
)
なすべしと思ひて彼是半月餘りも
過
(
すご
)
しけるに
知音
(
しるべ
)
の者は日々の暮しに
指閊
(
さしつか
)
え
難儀
(
なんぎ
)
の
樣子
(
やうす
)
なるにぞ
靱負
(
ゆきへ
)
は氣の毒に思ひ或日
懷中
(
くわいちう
)
より金五兩取り出し紙へ
捻
(
ひね
)
りて
主
(
あるじ
)
に
對
(
むか
)
ひ
御邊
(
ごへん
)
今日の營み是ぞと申程の事もなく日々雇の
稼
(
かせぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さしつか(指閊)の例文をもっと
(1作品)
見る
支
(逆引き)
「あなたは眠らないとあとあとに
支
(
さしつか
)
えるから。」
童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
さしつか(支)の例文をもっと
(1作品)
見る
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